第 94 号  平成28年1月24日 発行

-目次-

年頭挨拶 クリスマス会特集
掲示板「情報発信事業 簡単クッキング」 簡単レシピ
花ノ木の動き  ありがとうございました  編集後記

年頭挨拶
      一歩一歩着実な歩みを
 新年明けましておめでとうございます。旧年中は格別なご指導、ご支援を賜り、無事越年することができました。年頭に当たり深く感謝を申し上げます。本年も変わりませぬご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
 昨年は、戦後七十年の年であり、日本の安全保障政策の大きな転換とも云われる安保法制により、安心と不安の狭間に揺れた年でもありました。
 そんな中で、安心が吹き飛んだのがパリの同時テロ事件。テロと報復によって世界が戦場へと変わるのではないか、と心配したのはみんな同じ思いであったと思います。
 安心安全が問われた年でありました。マンションのくい打ち偽装、有機肥料成分の不正表示、血液製剤や動物ワクチンの不正製造、家電メーカー東芝の会計不正など、数え切れない不正行為によって一層不安がつのり、「安心して下さい」と言えないまま年を越しました。こうした不安の中でありましたが、「自信をもって自分たちの仕事に取り組もう」という思いを強くしたのは、一昨年に引き続き日本から二人のノーベル賞の受賞であります。大村智先生の開発された医薬によって、アフリカで生まれてくる子ども達の感染による失明がなくなったこと、人類の健康に大きく貢献されたこと、物理学賞を受賞された梶田隆章先生の業績、これらによって「世界中に日本人あり」と言わしめた快挙でありました。これらに刺激され、日本人として誇りを持って、一人ひとりが与えられた仕事になお一層励むよう、思いを新たにしたのではないかと思います。
 社会福祉事業においては、昨年「社会福祉法等の一部を改正する法律案」が国会に上程され、現在継続審議となっていますが、今国会において成立する見込であります。
改正の主な内容は、1.社会福祉法人のガバナンスの強化、2.事業運営の透明性の向上、3.財務規律の強化、4.地域における公益的な取り組みを実施する責務、5.行政の関与の在り方、等が主な内容であります。
 社会福祉事業が措置から契約へと変わり、社会福祉法人の自主性、自立性の確保が求められ、これらを実現するための改革であります。いろいろ議論のあるところですが、本年はこれらの趣旨を踏まえて、実施できる体制整備等の準備に取り組んでまいります。また、利用児者の安全、安心を確保するため、病棟等の整備充実を図ってまいります。
 一歩は百歩につながります。一つひとつ着実に歩み、社会福祉の理念を役職員全員が共有し、利用児者の支援や地域福祉の向上に努めましょう。 
社会福祉法人花ノ木 理事長 酒井愛夫 
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クリスマス会特集

 1病棟では、12月12日に毎年恒例のクリスマス会を行いました。今年は、クリスマスの雰囲気を大切にしようというテーマの下、多くの風船を準備して会場に浮かべてみました。
 色とりどりの風船やサンタの姿をした風船が、会場をメルヘンチックに盛り上げてくれました。中でもトナカイの姿をした風船が、職員・利用者共に一番人気で、一緒に散歩を楽しまれる等、癒しのひと時となりました。
 メインイベントは、皆ですごろくゲームを楽しみました。サンタとトナカイが花ノ木へプレゼントを届けるというストーリーを、小芝居を挟みつつ、すごろくゲームに仕立ててみました。利用者が交替でサイコロを放り投げて、出た目に従ってサンタとトナカイがゴールを目指して進んでいきます。皆、緊張しながらも笑顔で楽しくサイコロを振ることが出来ました。途中、歌を歌ったり、イベントマスに止まってアクシデントが発生したり、サンタとトナカイが喧嘩をしたりと色々ありましたが、無事にゴールする事が出来ました。
 最後は、皆で「きよしこの夜」を歌って、お待ちかねのプレゼントの時間です。今年は、大型の紙芝居や日中活動で使えそうな粘土やDVDがサンタから1病棟の皆にプレゼントされました。サンタとトナカイは、「来年も来るぞ」と皆に約束してサンタの国へ帰っていき、こうして無事にクリスマス会が終わりました。時間にして1時間足らずの短い時間でしたが、職員・利用者共に楽しいひと時を過ごす事が出来ました。
                            (第一病棟 生活支援員 大西智史)


 12月20日(日)に2病棟のクリスマス会を行いました。入所者に加えて分校の先生方や、保護者も参加してくださって賑やかな会となりました。会場は電飾やモール、クリスマスツリーを飾り、参加された皆さんも「綺麗」、「幻想的」とクリスマスの雰囲気を味わっていました。
 最初に「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」などのクリスマスソングを、職員のギター演奏に合わせて鈴やタンバリンを振りながら皆で歌いました。すると、どこからかサンタとトナカイが現れて皆と一緒に踊り始め、皆は突然の来訪者に歓声もあがり笑顔になってクリスマスソングに合わせ楽器を鳴らしながら歌いました。そして、楽しい雰囲気に満ちた中でプレゼント交換ゲームが始まりました。歌に合わせてプレゼント袋がまわされ、歌い終わった時に見事プレゼント袋を持っていた利用者は、サンタ帽子を被り笑顔で写真を撮っていました。
 次に、サンタとトナカイからお礼に、絵本やおもちゃ、CD・DVDなどのクリスマスプレゼントを貰いました。「うわぁ、うれしい」「明日さっそく使おう」と参加者の皆さんは喜んでいました。その後に、今年1年の利用者のベストショットを集めたスライドショーを観賞し、クリスマス会は終わりました。
 今回のクリスマス会は、「参加者全員が参加できる楽しい会」にしようと計画しました。サンタとトナカイと一緒にクリスマスソングを歌い、ゲーム等を通して笑顔になった参加者を見て、その目的は達成できたと思います。
 来年も「利用者が主役」の日々になるような支援をしていきたいと思います。
                               (第二病棟 介護員 竹内絵美)

第三病棟1ブロック
 12月20日、集会室にて3病棟1ブロックのクリスマス会を行いました。集会室に集合すると、さっそくサンタの帽子やマフラーをつけて、いよいよクリスマス会の始まりです。
まず始めにゲームをしました。煙突に見立てた箱の中に、プレゼント?のボールを入れていきます。集中してボールを拾い箱の中に入れていく人、箱の中をのぞいてばかりの人、床にたくさん散らばったカラ―ボールを集める職員たち、それぞれいろんな動きをしながら、全てのボールが箱の中に入りました。2つのチームに分かれて戦った結果、勝利したチームには、サンタさんが持ってきてくれた本物のプレゼントを豪快に開ける権利が与えられました。
 勢い良く包装紙を破いて開けたり、テープが取れず職員に助けを求めながら開けたり、プレゼントが次々に確認されていきました。マッサージ機を開けて、さっそく試しに使ってみる人もいて、楽しみながらプレゼントを見ることができました。またサンタさんからクリスマスソングのプレゼントもあり、みんなで歌いました。
 最後は、待ちに待ったクリスマスケーキを食べ、ジュースを飲んで、クリスマス会は終了となりました。
                            (第三病棟 生活支援員 川勝理恵)

第三病棟2ブロック
 12月13日、日曜日の午後、地域交流棟2階の多目的室で、3病棟2ブロックのクリスマス会を、利用者と家族の方、職員が共に参加し、ミニコンサート、乾杯とケーキ、サンタからのプレゼント渡し等で楽しいひと時を過ごしました。
 ミニコンサートでは、クリスマスソングの歌詞を模造紙に書き、参加した全員で歌える様にしてギターの伴奏に合わせて歌いました。赤鼻のトナカイの歌では、今年度に新しく3病棟2ブロックに異動や採用で来た職員が中心となって歌とパフォーマンスを行い、会場も一段と盛り上がりました。
 乾杯とケーキの時間は、まず、シャンメリーで乾杯をし、「乾杯」の声掛けに大きくカップを上に挙げる利用者の姿もありました。ケーキを食べている時や飲み物を飲んでいる間も、満面の笑みを浮かべ美味しそうにしている様子がいたる所で見受けられました。
 プレゼント渡しの時間では、職員が扮したサンタとトナカイがクリスマスのプレゼントを持って登場、その後、会場の色々な場所に隠しておいた残りのプレゼントを探すミニゲームを企画、サンタの掛け声をスタートに始めました。会場を探す参加者全員から笑い声と、プレゼントを見つけた時の歓声が上がっていました。
 最後に、今年のプレゼントの紹介を簡単にしておきます。CDラジカセとDVD、音の出る絵本やおもちゃです。ブロックの利用者全員で利用し楽しんで行く予定です。
                            (第三病棟 生活支援員 竹中敏洋)

 
 12月18日に通所クリスマス会を開催しました。冒頭、職員扮する子供たちと共にステージに現れたのはマツコ・デラックス!?の様なママです。「なぜクリスマスにはお祝いをするのか?」など、クリスマスのあれこれをママが教えたところでライトアップ!職員、保護者も交えて「ジングルベル」を歌い、クリスマス会は幕を開けました。
 今年のクリスマス会は職員による演劇!合唱・合奏ありの参加型の演出です。みんなで乾杯した後、ステージを見ると何やら泣いている子どもたちがいます。サンタクロースから預かった思い出がなくなってしまい、このままではプレゼントをもらうことができません!そんな中、子どもたちの前にキリスト様と天使が現れます。「皆の思い出を集めていけば、きっと無くした思い出は取り戻せる」とのキリスト様の言葉を胸に、子どもたちは参加者に今年の楽しかった思い出を聞いて回ります。通所での1日外出や休日の一コマなど、楽しい思い出が次々と保護者や職員から語られました。利用者も「あんなことあったなぁ…」と思い出しておられる様子でした。
 「思い出が集まりましたよー」と呼びかけると、サンタとトナカイが登場!頑張って思い出を集めてくれたご褒美に、DVDシアターで今年の活動の写真を観て、1年を振り返りました。その後は皆さんお待ちかねのプレゼント交換です。サンタとトナカイは、一人ひとりにプレゼントを渡し終えて帰っていきましたが、再びキリスト様の登場です。クリスマスが終わると、サンタとトナカイは来年までどんなことをして過ごすのか覗いてみることに。キリスト様進行のもと、「サンタとトナカイの1年」をスライド絵本で見ました。トナカイの1年はトナカイによる実演付きで大盛り上りです!
 最後に職員による、「聖者の行進」「きよしこの夜」の演奏で、今年のクリスマス会は終了しました。限られた時間でしたが、利用者、保護者とも楽しんで下さったなら幸いです。
                             (通所係 生活支援員 船越勇紀)
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掲示版

情報発信事業「簡単クッキング」を開催

少しの工夫で、美味しく、簡単に
 
 平成27年11月29日(日)、地域向け情報発信事業の簡単クッキングを開催しました。今回は、電子レンジで作れるブリ大根、八宝菜の嚥下サポート食(花ノ木の八宝菜、外食店の八宝菜)の紹介、お粥のチャーハンの実演と試食を実施しました。他施設の調理師、ヘルパー、高校生と多種多様な方々の参加を頂きました。
 電子レンジ調理は、魚を調理するには最適です。魚はフライパン等で焼くと、持っている水分が外に出てしまい旨味が逃げやすいのですが、電子レンジは食材の中から暖めるため旨味を閉じ込めたまま調理ができます。今回のブリも、とても軟らかく美味しく出来ました。大根は季節によって硬さが変わるため、使う時期を選べば簡単に軟らかく仕上がります。部屋中にブリ大根の匂いが立ちこめ、「すごく良い匂い」と好評でした。次に、ゼリー食を紹介しました。前回から、市販品をゼリー食にして、食べやすさや味を比べる講習を始めました。今回は、花ノ木の八宝菜と外食店の八宝菜をゼリー食にしました。外食店の八宝菜は筍やきくらげが入っていて、そんなのがゼリー食にできるのか、と皆さん興味津々でしたが、なめらかに仕上げることが出来ました。出来上がったものを食べ比べてみて、外食店の八宝菜の方が塩からいのを実感して頂きました。私たち健常者は、からいと感じると自然とそのスープを残して食べる事が出来ます。しかし、食事介助を受ける方は、それができずに全量食べさせられるという現実があります。軟らかさ、食べやすさばかり気にするのではなく、味の調整や量の調整が必要であるということを分かって頂きました。
 利用者は、嚥下機能が低いからといって食べられないわけではありません。食べられないと決める前に、おいしい料理を食べられるように調理工夫をして食べてもらいたい。それが私たち給食スタッフの思いです。これからも、おいしく簡単にできる料理を紹介したいと思います。

給食係主任 調理師 喜田吉昭
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 簡単レシピ 〜八宝菜〜

 私たちの食べる八宝菜は、たけのこやしいたけ、ピーマンなど、摂食障害を持つ人にとって食べにくい食材ばかりですが、当施設の八宝菜は、さすがにたけのこははずしていますが、柔らかく、美味しく仕上げています。今回は、これを嚥下サポート食にします。

材料(4人分)

   豚肉        160g
   白菜        240g
   玉葱         80g
   しいたけ       20g
   人参         40g
   ピーマン       20g
   サラダ油      適量(大さじ1)
   しょうが(おろし)   4g(小さじ1)
   ごま油        少々(小さじ1)
   薄口醤油      12cc(大さじ1)
   ガラスープ     適量
   片栗粉       少々
   ソフティア      適量

【作り方】
 @ 豚肉は、細かく切る
 A 白菜、玉葱は1センチぐらいの角に切る
 B 人参、しいたけ、ピーマンは小さい角切りにする
 C 花ノ木では、野菜類は一度蒸す(家庭では蒸さなくても良い)
 D 鍋にサラダ油を適量引き、豚肉、おろししょうが、玉葱、人参の順に炒める
 E 炒まったら、しいたけ、白菜、ピーマンを加えさらに炒める
 F ガラスープ、薄口醤油を加え煮込む(約30分又は圧力鍋を使用)
 G 水溶き片栗粉でトロミをつける

[ これをゼリー食にします](以下、食材とソフティアの割合の例)
 H Fのトロミをつける前の状態の具材を200gとガラスープ200ccを用意します
 I ミキサーにかけてソフティア(ゼリー食用増粘剤)4gを合わせます
 J 鍋に入れ一度温めたら、型に流し冷やします
 K お皿に盛り付け出来上がりです

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 花ノ木の動き 平成27年11月16日〜平成28年1月15日
 11/24  京都YMCA国際福祉専門学校実習(〜12/7)
   25  所内研修「感染対策の基礎知識」
      児童発達支援センター避難訓練
   27   ダウン症子育て学習交流会
   29  情報発信事業「簡単クッキング」
   30  京都医療福祉専門学校実習(〜12/23)
 12/ 2  所内研修「感染対策の基礎技術」
      京都府医師会看護専門学校補習実習(〜4)
   3  明治国際医療大学実習(17、18)
   7  乙訓保健所よりおひさま見学研修
   9  体操指導
   10  京都YMCA国際福祉専門学校実習(〜23)
   12  歳末助け合い運動街頭募金
   16  所内研修「防災」
   24  評議員会・理事会
   28  理事長年末訓辞
  1/ 5  年頭訓辞
   10〜11 絵画・陶芸作品展

 
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 ありがとうございました (敬称略)
 ・寄附  松間壽子
 ・寄贈  亀岡市社会福祉協議会/しん愛
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 編集後記

 この福祉の職に就いて、早40年を迎えることとなりました。本年3月が定年でもあります。試行錯誤の年齢を重ねました。センターが於かれている環境もすっかり変化を遂げて、牧歌的な田園地帯ともいえる様相を呈していましたが、今では住宅地帯となっています。心の変遷も、複雑怪奇、憂鬱、不安から、安寧、平穏など、大きく変動するのが常でした。周囲との人間関係においては、最大限の配慮の基、日々活動するのを是と心がけてきました。色々な憶測のもと噂が横行するのは避けられないのですが、そのような事に押し流されることなく立ち位置を確保するのも難しくはあります。切磋琢磨の言葉がありますが、生かせる職場環境に出会えたことを感謝する次第です。編集委員に参画できたのは、次へのステップの足がかりと捉えました。
                                      (矢田貢治編集委員)

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