第 91 号  平成27年1月25日 発行

-目次-

年頭挨拶
クリスマス会特集  シリーズ「この人にきく」
掲示板「情報発信事業 簡単クッキング」 簡単レシピ
花ノ木の動き  ありがとうございました  編集後記

年頭挨拶
  支援の質の向上、
    地域貢献事業に一丸となって


 新年明けましておめでとうございます。年の初めにあたりこの年が平和で平穏な一年となりますように祈念するものであります。
 昨年中は、格別のご支援とご協力を賜り感謝申し上げます。本年も変わりませぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 昨年も台風や豪雨による甚大な被害、御嶽山の噴火などで多くの犠牲者が出た年でありました。一方、明るいニュースでは、ノーベル物理学賞を日本から三名の方が受賞されたことであります。喜びと同時に、日本人としての誇りと、何事においてもあきらめず常に前に向かって努力を重ね、新しいことにチャレンジすることの大切さを改めて感じさせて頂いた年でありました。
 花ノ木では、児童発達支援センターの完成と利用児童の規模を拡大して事業を実施してきたこと、レントゲン画像のデジタル化、カルテの電算化に取り組み事務事業の近代化を図ったこと、経営の安定を図るため事務事業の見直しと効率化を図ってまいりました。これからも、さらに充実した支援を行うよう努力してまいりたいと存じます。
 本年は、在宅の重症児・者が通所により支援が受けられるように利用定員の増を図ること及び入所児・者の生活環境を改善することを目標に、施設の増築が出来るよう努めてまいりたいと考えています。
 今日の経済情勢は依然として不況であり、特に地方の経済は厳しい状況であり、消費税の引き上げ時期が先延ばしになりましたものの、福祉、医療を取り巻く環境は益々悪化する非常に厳しい状況にあります。年末の総選挙により、自由民主党が引き続き政権を担うことになり一応政治の安定が図られましたが、経済向上対策や雇用の改善、中央と地方の格差是正、地方創生等多くの課題が山積しています。一日も早く、少しでも改善がされるよう願うものであります。
 花ノ木におきましては、更に経営の合理化、近代化を図り、障害児施設の機能や専門性を活かして支援の質の向上や地域貢献事業の実施に向けた取り組みを、役職員が一丸となって行う努力をしてまいる所存であります。なお一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶とします。 
社会福祉法人花ノ木 理事長 酒井愛夫 
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クリスマス会特集
 真の幸せは…一病棟に!
 12月13日にクリスマス会を開催しました。お昼ごはんに、サンタの衣装を着た職員がいちごのケーキとシャンメリーを配りクリスマスを味わいました。会場ではアナと雪の女王に登場したキャラクター「オラフ」が皆さんを出迎え、職員による劇からのスタートです。サンタから試練を与えられた職員が真の幸せを探す旅に出かけます。雨の日も・・風の日も・・雪の日も・・旅は続き、利用者の中に入り「幸せはどこですか?」と尋ねます。しかし、なかなか見つかりません。その時、もう一人の自分が現れます。その後の主役にどちらがふさわしいかゲームの始まりです。利用者の方々にじゃんけんカードをひいてもらい、「たたいてかぶってじゃんけんぽん」の掛け声で大盛り上がり!もう一人の自分に打ち勝って見事主役を射止めた職員の「今からこの幸せをプレゼントに変えて、皆の元に届けるぞー」の一言でプレゼント渡しが始まりました。一病棟利用者全員がクリスマス会に参加し笑顔いっぱいで楽しいひと時を過ごしました。
                             (第一病棟 生活支援員 道浦愛香)

 職員の出し物にひろがる笑顔
 今年のクリスマス会は「職員の手作り」をコンセプトに準備を進めてきました。内容は絵本の読み聞かせとウクレレ、役職者の出し物など色々な出し物が盛りだくさん。中でも今回の目玉「絵本の読み聞かせ」は、プロジェクターを使いながらスライドを出し、ピアノの演奏も入って、最初はざわざわしていた利用者も一曲目が終わる頃には“おはなし”の世界に心を奪われていたのではないでしょうか?そして、ウクレレの楽しい演奏を聴き、知っている曲にみんな手を叩いたり、手を振ったりとノリノリでした。役職者の出し物では、コップと音楽を融合させたパフォーマンスに普段見せない一面が垣間見え、笑いで締めくくって頂きました。クリスマス会のメインイベントであるサンタさんには、サプライズで所長直々にお出まし頂き、サンタさんになりきってプレゼントを渡して頂きました。楽しい雰囲気の中、今年のクリスマス会は終了しました。
                             (第二病棟 生活支援員 青山博章)

第三病棟1ブロック  カフェと音楽を満喫
 少々早いクリスマスが三病棟1ブロックに訪れました。午前はサンタ姿の職員によるカフェが始まります。いつもとは一風変わったカフェに利用者の皆さんも興味津々。ドリンクを飲み、にっこり笑顔になられていました。そして、午後は華やかに飾られた集会室で「山の音楽家」によるクリスマスコンサート!クリスマスメドレーに始まり、利用者さんの好きな童謡、今年のヒット曲「レット・イット・ゴ―」等、素敵な演奏が響き渡ります。サンタ帽を被った利用者さん達も手を叩いたり笑い声をあげたりして楽しんでおられました。終わった後はケーキもしっかり頂き、最後はサプライズでサンタとトナカイが登場!プレゼントも頂き、素敵なクリスマス会となりました。
                             (第三病棟 生活支援員 廣野まゆ)

第三病棟2ブロックゲームに大歓声が
 12月14日に第三病棟2ブロックのクリスマス会を実施しました。最初は実行委員全員で「きよしこの夜」を英語バージョンで歌いました。途中で、「エグザイルのアツシ」ならぬ「デブザイルのフトシ」が登場して歌を盛り上げました。その後は、チーム対抗玉入れ合戦をしました。会場に入る前にくじ引きをして3つのチームに分かれ、たくさん玉を入れたチームからサンタさんが持ってくるプレゼントを選べるゲームを行いました。玉入れの的に女性職員、そして先程登場したフトシも参加し、利用者・保護者・職員も我を忘れて声を上げながら頑張りました。ケーキを楽しんだ後にサンタさんが登場、みんなで使える楽器やおもちゃ、絵本を優勝チームから選び、会は終了となりました。
                             (第三病棟 生活支援員 須賀通雅)

  はなのき新喜劇に大爆笑
 12月19日、通所クリスマス会を行いました。参加者全員で楽しく盛り上がろうをテーマに、「三匹の子ぶた〜ゆかいな仲間たち〜」という職員による劇を行いました。開始そうそうお兄さんぶた役の職員が、本番直前まで用意していたギターを本番で忘れ、台詞にはない「あ、ギターがない〜」と、その我を忘れての絶叫と慌てぶりに(演技ではありませんでした)保護者、利用者の方々は大笑いされていました。普通の劇とは違い、保護者を交えてのひげダンスあり、オオカミが家を壊すシーンでは、利用者、保護者の方々にもうちわで扇いでもらったり、おもちゃのトンカチで壊すシーンに参加して応援をお願いしたりと新喜劇の様な劇でした。課長の生声での2014年の流行語大賞でもある「ダメよ〜ダメダメ」は圧巻でした。お腹を抱えて笑う保護者の方やテンションアップの利用者の方々が続出でした。今年のサンタさんは外来係長、トナカイは地域支援部長でした。二人で素敵なプレゼントを配った後、サンタさんが、お一人ずつにインタビューをしました。インタビューに照れておられる方、サンタさんの顔をじっと不思議そうに見つめる方、さまざま様子がありました。締めくくりに「きよしこの夜」を参加者全員で歌い終了となりました。利用者、保護者の方々にもご協力いただき楽しいクリスマス会となりました。
                              (通所係 生活支援員 大西裕理)
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 シリーズ『この人に聞く』
第三病棟 生活支援員 川野 正代 さん

 今回は、社会福祉功労者として厚生労働大臣表彰を受けられた川野正代さんにお話を伺いました。

― 現在までの経歴を教えて下さい。
 
高校卒業後1年間は、進学、就職することもなく、ぶらぶらしていました。1年後、旧農林省京都食糧事務所に就職しました。総務部庶務課で、毎日本省から送られてくる文書を受付して各支所に発送していました。今のように、パソコンがあるわけではなく、和文タイプを使っていたので事務仕事も苦労しました。毎日同じことの繰り返しで、変化のない生活に不満を感じていた頃、小学校の時の夢だった保育士を目指すことにしました。仕事をしながら保育士の勉強をして、保育園に再就職しました。縁あって亀岡に引っ越し、ご近所に住んでいた花ノ木の職員さんからアルバイトを募集していると聞いて、昭和62年4月から現在に至っています。

― 花ノ木での思い出は?
 印象に残っていることはたくさんあります。中でも約20年前、分校と花ノ木合同の運動会の実行委員長になったことです。何回かの実行委員会を持つ中で、まとめる力のないことなど、色々と悩みました。帰り道泣いて帰ることも…。
 そこで一番印象に残っているのが、競技種目で「障害物競争」の「障害」の字を漢字からひらがなにしようと、分校の先生や職員と話し合ったことです。今では当たり前のことがその当時では当たり前ではありませんでした。皆さんの協力もあり、無事成功したことで自信がつき、その後も取り組みを計画することが好きになりました。
 今年度も、第三病棟1ブロックでは誕生日会を復活させて、利用者さんへのお祝いのメッセージや思いを担当の職員に書いてもらっています。自画自賛ですが、評判が良いようです。

― 厚生労働大臣表彰が決まった時のお気持ちは?
 
私みたいなものが受けていいのかな、と悩みましたが、今まで私ながら頑張ってきたご褒美だと思って受けました。職員さん、家族、親戚が喜んでくれ、兄がお祝いに大きな胡蝶蘭を送ってくれました。育て方が難しいようで、ネットで調べて頑張って育てています。

― 花ノ木の魅力は何でしょうか?
 職員の願いが一致していることです。私たち育成職員が利用者さんの健康、生活を保障し、生活の質を良くするために各部署、他職種が連携を図ることができることだと思います。

― 後輩にアドバイスをお願いします。
 利用者さんと同じ目線で接すること。もし自分が反対の立場ならどう感じるか…関わる前に一呼吸して思い出して下さい。

― 3月に定年退職された後は?
 海外旅行に行きたいなど夢はありますが、福岡に住んでいる夫の母の介護に年2回ほどしか帰れていないので、回数を増やすことと、私と同じ仕事をしている長女が月末の介護報酬の計算などで帰宅が遅くなる時、孫3人の世話をすることです。でも第一は大好きな宝塚歌劇の全国ツアーの追っかけをすること。花ノ木の利用者さんと個人外出などもしたいので、ボランティアとしてこれからもよろしくお願いします。

 退職のときは着物を着て行こうかなと、いつもおしゃれには気を遣われているご様子の川野さん。インタビューの時も身なりを気にされているのを見て、とてもお茶目な可愛らしい印象を受けました。おしゃべりも人一倍お好きなようで…インタビューも楽しく、スムーズにでき、ご退職後も花ノ木とつながっていたいという嬉しいお言葉も頂きました。

 聞き手:矢田貢治編集委員、青山佳子編集委員
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掲示版

情報発信事業「簡単クッキング」を開催

平成26年11月23日(日)10時30分から簡単クッキングを開催しました。毎年恒例となったこの事業も10回目を迎え、今回は16名の参加がありました。内容は、電子レンジを使ったチーズケーキ、花ノ木の献立から段階食として回鍋肉の嚥下サポート食とお粥のちらし寿司の3品を紹介しました。通常チーズケーキは、オーブンを使ってゆっくりと1時間ぐらいかけて仕上げますが、電子レンジを使うと約3分で出来上がります。チーズケーキは、オーブンを使うと中心が重くなりますが、電子レンジを使うと中心まで軽く仕上がり、電子レンジの中心から暖める機能を最大限に発揮した料理だと思います。ゼリー食(嚥下サポート食)では、回鍋肉を紹介しました。肉料理は、温かい内はお肉も柔らかいのですが、冷めてしまうと反対に硬くなりムセやすい料理ですので、これをゼリー食へと展開しました。次にお粥のちらし寿司です。こちらは今年度2回目の紹介となります。調理師、栄養士、ヘルパー、介護士と多職種の方が参加され、前回参加された方ももう一度作り方や味に興味を持って参加したという方もいらっしゃいました。今回から新しく「増粘剤の特徴を知ろう」と題して講習をしました。同じ食事にそれぞれ違った3種の増粘剤を加え試食をしたところ、全部同じ味に思える、全く違う物に思える等の意見が出ました。どんな増粘剤が入っているか判らない状態で食べると、全部同じ様に感じたり、又は全く分からなかったり個人によって感じ方は違ってきますが、その中から自分たちの利用者に合う増粘剤を選定していきます。近年の増粘剤の進化は著しく、合わせるだけでムース状、ゼリー状、トロミ状になる増粘剤が増えてきました。当施設もムース状食からゼリー状食に転換しました。嚥下サポート食とひとくくりに考えやすいのですが、利用者の嚥下機能に合わせた増粘剤を選ぶことで食べやすさも変わってくるため大変重要だと考えています。来年度も、自宅で出来る簡単調理の紹介、嚥下サポート食の紹介をしていきたいと思います。誰でも参加可能ですので、多くの皆さんの参加をお待ちしています。

給食係主任 調理師 喜田吉昭
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 簡単レシピ 〜お粥のちらし寿司〜

 お粥を混ぜご飯にすると、私たちが想像するよりとても美味しく食べ易いです。おじやのようなリゾットのような不思議な食感のお粥の散らし寿司、一度食べるとやみつきになります。
材料(4人分) 1人分約300kcal

   全粥    800g
    〈合わせ酢〉  ・酢       60t
             ・砂糖      32g
             ・塩         1g
    〈具〉      ・人参      80g
             ・干ししいたけ  8g
             ・砂糖       4g
             ・醤油       8t
             ・だし       適量
    〈上にちらす具〉
             ・錦糸卵     80g
             ・カニかまぼこ  60g
             ・桜でんぶ    20g
 【下準備】
   ・人参はみじん切りにする
   ・干ししいたけは水でもどし、みじん切りにする
 【作り方】
   @ お粥を炊く(5倍水)
   A だし汁に干ししいたけ、人参を入れ、砂糖、醤油を加え軟らかくなるまで煮る
   B 炊き上がったお粥に合わせ酢を切るように混ぜる
   C Aの具を混ぜ合せる
   D Cをお皿に盛付け、お好みで錦糸卵や蒸し穴子をちらして出来上がり

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 花ノ木の動き 平成26年11月16日〜平成27年1月15日
11/17 京都YMCA国際福祉専門学校福祉実習
  21 所内研修「感染予防のための基礎知識」
  23 保護者会学習会「成年後見制度」
    情報発信事業「簡単クッキング」
12/ 3 所内研修「感染制御のための基礎技術」
   4 明治国際医療大学看護実習(18)
   5 医療管理・通所・給食・児童発達支援センター棟防災訓練
   6 歳末助け合い運動街頭募金
  10 所内研修「防災対策」
  26 理事長年末訓辞
 1/ 6 理事長年頭訓辞
  14 中堅職員研修

 
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 ありがとうございました (敬称略)
 ・寄付  リハビリ係RIPもうける班
 ・寄贈  亀岡市社会福祉協議会
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 編集後記

 新年明けましておめでとうございます。皆さんは、どのような新年を迎えられたでしょうか。私は、元旦には妻の実家へ行きましたが、昼過ぎから降り出した雪が積もりはじめ、もう少し早く帰れば良かったと冷や冷やしながら車で帰ってきました。翌日は、友人たちと恩師のお宅へ行きました。ついつい長居をしたせいで、10m先が見えないような猛吹雪の中を帰るはめになってしまい、昨日の反省が活かせなかったなと、また反省。そんなお正月でした。
 さて、昨年は台風や豪雨による土砂災害や水害、御嶽山の噴火など、自然災害によって多くの尊い命が犠牲になりました。他にも交通事故、病気、あるいは事件に巻き込まれて無念の思いでお亡くなりになった方も多かったことと思います。親しかった後輩が病気で亡くなったこともあり、改めていつ何があってもおかしくないんだなと実感した一年でした。
 今日の反省を次に活かし、悔いの残らぬように、一日一日を大切に過ごしたいと思います。
                                         (宇野稔編集委員)

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