第 87 号  平成25年11月24日 発行

-目次-

花ノ木 LIVE STREET 開催
  45年の時空を振り返って  45周年を迎えて
花ノ木の保護者として  私は見守っています。慰霊祭その後…
シリーズ『この人に聞く』  掲示板「食事支援について」を開催 
花ノ木の動き  ありがとうございました  編集後記
花ノ木45周年記念イベント
花ノ木 LIVE STREET 開催

10月6日に『花ノ木 LIVE STREET』と銘打って、花ノ木の45周年記念事業を開催しました。過去に例がない事業であった為、年度当初に各部署から実行委員を募り、6月の第一回実行委員会で「職員の特技(趣味)を活かし、職員を含め入所者、保護者と共に楽しいひと時を過ごせるよう工夫する。」という目的を掲げ、実行内容の検討から取り組んできました。出演(出展)者も出来る限り各部署から出てもらえるよう募集し、日頃見られない職員のパフォーマンスに期待を寄せていたところ、委員会一同としては期待以上の参加と披露を実現していただき、ご覧頂いた皆さんにも楽しんで頂けたと自負しています。
 多目的室の発表では、先ず皮切りに入所者の方と職員がモデルとなり「着やすい服・着せてもらいやすい服」をコンセプトに、おしゃれでかっこいい服を叶えるため、普段着をリフォームしてステージへ颯爽と登場しました。ちょっと照れくさそうな表情を浮かべる方もあれば、とても嬉しそうに見てみてとにこやかな方、沢山の観客の中満更でもなさそうでした。続いては保護者会恒例?の炭坑節です。お酒が入っていなかったせいか、いつもより、ノリとキレが悪かったようにも感じましたが、団結力と元気には拍手喝采です。
3番手は、はなのき通所職員による南京玉すだれ・・・。世代間ギャップのせいか、それって何?という職員もいましたが、「あ、さて!あ、さて!さては南京玉すだれ」と元気よく始まり、練習の成果を十分発揮して貰えたのではないでしょうか?観客に不安をおぼえさせるあたりは最高でした。次の登場は妖艶さを纏ったフラダンスです。講師の先生方お二人のパフォーマンスはさることながら、職員のサークル活動として日頃から練習されているだけに堂々と披露していただきました。日頃見慣れない衣裳と化粧だけに誰なのかを当てるクイズでもあったようですが…(失礼しましたm (_ _)m)。
  多目的室の最後はダンスです。花ノ木まつりで好評だった、今年度新採によるAKB48はさすがに若さに溢れ元気いっぱい、カメラマンもかぶりつき?状態でした。続いてはリハビリ職員を中心にセーラー服姿で登場した「F・S・O」。襲われると感じたのか保護者の方が入所者の方をかばわれる場面もあったようですが、皆さん活き活きと、観客もノリノリでした。最後に登場した3病棟の「あまちゃん」には少し引き気味にも、どうしても目がいってしまうメンバーが現れ、怖い物見たさとは正しくこのこと?とはいえダンスはキレキレで楽しく最後を締めくくっていただきました。
 3階の集会室ではハロウィンの装飾と給食係による喫茶コーナーを設け、ムードたっぷりのバンド演奏や歌声に酔いしれ、腹話術にも見入っていただきました。腹話術では、45年前の話を織り交ぜながら楽しい話術で会場を沸かせてくれました。3つのグループによるバンド演奏も、それぞれ違ったジャンルの曲となり、入所者、保護者が共に楽しめる内容となりました。
 リハビリ室では一転、落ち着いた装いで「お琴」の生演奏を聴きながら「お抹茶と和菓子」で秋を感じていただきました。
 会議室にはプロ並みの「写真」「絵画」「書道」を展示させていただき、開場前から見入れられている姿もありました。翌日から会議室前に展示しましたので、当日参加出来なかった方もご覧いただけたのではないでしょうか。
出演・出展に向け練習・創作頂いた皆様始め、忙しい中ご来場頂いた皆様、約半年間かけて準備から開催までご協力頂いた実行委員の皆様、本当にありがとうございました。当日の様子はビデオに収録し、ご覧いただけるよう準備しています。
最後になりましたが、この様な自由な時間を設けていただいた「花ノ木」に携わる皆様に感謝申し上げます。
                   当日の様子は、こちら

事務部 総務課長 俣野一博
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45年の時空を振り返って
 昭和43年に花明学園として開設されたときから45年が経過し、重症心身障害児者とそのご家族等と共に苦労をし、歩んできたお陰で今日があることに感謝を申し上げたいと存じます。
 施設の開設時は公助の制度が未熟であった時代であり、経済的に非常に困難状態が続いていた中で昭和54年2月施設の経営母体である社会福祉法人信光会が財政破綻により解散し、新たに社会福祉法人花ノ木学園が設立され重症心身障害児入所施設花ノ木学園の経営が引き継がれて今日に至っています。
 平成3年4月「花ノ木学園の仕事を助けてほしい」との要請を受け事務所に来てはみたものの、何をどう助けたらいいのか分からない中、とりあえず理事会に提出するため決算書を作って欲しいと云われ会計の中味を調べてみて「びっくり」、収支がつぐなっていない。一時借入金が返済できていない等から財政状況が分かり頭を抱えました。給料支払日の前日には、担当者が京都府や京都市に電話して「措置費は25日に間違いなく入りますね。」と毎月確認してから給料の支払いを準備していました。業者の支払は3ヶ月後でしたが、これから見て、運転資金が全くない状況で、いわゆる自転車操業の経営状態でありました。
 これでは継続して施設の経営は益々困難になり、社会福祉法人花ノ木学園も又解散の危機を迎えることになりかねないと思い、この状況を職員に説明し、度重なる労使交渉を行い、職員組合(2つの労働組合があった。)の合意と職員の理解と協力を得て財政再建に取り組みました。「医師の数が規定数確保できていない」、「看護師の数が基準最低の人数である状態では診療報酬の収入が増加しない」という状況にあり、増収を図るためにはこれらの人材確保が急務であったため、医師の確保と看護師の確保に努め、一定の確保が出来たことにより診療報酬が年々増収となったことに加えて、京都府及び京都市の特別保護費補助金の増額を要請して実現していただきました。支出については、人件費を適正比率にするために職員給与の見直し、特に諸手当の適正化と職種別の給料表の見直しを行い、3ヶ年を掛けて財政の立て直しを図りました。
一方施設をみると、経年劣化による老朽化が進み劣悪な環境であったため、何とか改善したいと思い増改築の計画を立てました。実現に向けて財源の確保に奔走し補助金、借入金、寄附金等の確保が出来る見通しがついたため、平成7年度から病棟の改築事業に着手し3ヶ年を掛けて9年度に完成をさせることが出来ました。
 福祉事業においては、入所支援だけでなく在宅障害児者の支援が出来るように、平成5年度には重症心身障害児者通園モデル事業(B型:定員5名)や巡回相談事業を開始しました。7年度には通園モデル事業に加えて重症心身障害者通所援護事業を合わせて実施し、利用者の増加に対応しました。8年度からは地域療育等支援事業に取り組むとともに、通園モデル事業が正式な事業として開始され、11年度には重症心身障害児者通園事業A型(定員15名)に移行するなど、以前から実施していた短期入所事業、障害児デイサービス事業と併せて地域在宅支援の拡充を図ってまいりました。
 事業の拡充と併せて施設整備を行い、平成11年度には通園棟の新設、13年度には障害児デイサービス棟を新設、15年度には最後の整備として医療管理棟の改築を行い施設整備を終えることが出来ました。施設整備の中で特筆する設備は、利用者の利便と職員の労力軽減を図るための天井走行リフトを設置したこと、病棟における生活臭を無くすオゾン設備を設置したこと、天井を高くして居住空間を広くしたこと、地域との交流の場として多目的ホールを設けたこと等が挙げられます。
 これまでご支援いただいた関係機関及び関係者の皆様、保護者会の皆様に改めて感謝を申し上げますとともに、今後もご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 45周年の記念すべき本年度、児童発達支援センターの建設に着手しました。明年3月完成を目指して更に努力をしてまいります。
社会福祉法人花ノ木 理事長 酒井 愛夫
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45周年を迎えて
 花ノ木は創立45周年を迎えました。数え上げればきりがないくらいの多くの関係者、ご縁のあった皆様から賜りました多くのご支援に対して、厚く御礼申し上げます。
 さて、先日びわこ学園創立50周年祝賀会に参加しました。多くの来賓とボランティアなどの関係者を迎えた盛大な会でした。びわこ学園は我が国で最初の重症心身障害児施設のひとつです。常に西日本のリーダーでした。そして現在もそう考えられ、一目置かれています。そして花ノ木はいつもびわこ学園を追いかけてきたように見えます。しかし我が花ノ木も創立45年、全国でも歴史ある大きな施設です。「そろそろ人を追いかけるのは止めよう」と大津から亀岡に向かう車中で思いました。
 過去を振り返り、新しい智恵で将来を計画する、「温故知新」を切り口に、今やっていることを一から見直す時です。組織の寿命も人の寿命を越えることはなかなか難しいでしょう。人が60年で還暦を迎え、1から新しい人生が始まると東洋では考えられてきましたが、なかなかの智恵と思います。
 花ノ木は一度大きな経営危機を経験しましたが、中村前理事長、酒井現理事長のご指導と花ノ木の利用者を思う皆様のおかげで、事業は再生しました。しかし、いわゆる療育はいろいろの工夫を重ね変化はしていますが、大きな変化、変革にまでは至らずにいます。同じことがセンターのあちこちでみられることと思います。45年間に積もったホコリのようなものがあります。一方で、法律、行政制度、利用者の志向は大きく変化しています。措置から契約へ、個別支援、在宅支援の重視といった変化に医療、療育、支援が追いついているのか、自らに問わないといけません。いってみれば大掃除が必要です。
 国の借金が莫大になったせいでしょうか、福祉への厳しい姿勢が行政、政治家、マスコミからさえも聞こえてきます。「あまちゃんではあかんよ」と、「自分のことは自分で考えろよ」と叱られているようです。行政、制度の保護の元で成り立つ施設ではなく、自らの力で経営する自立した施設というなら時代の一歩先を見る目が必要です。先行者の後追いではいけないと考えています。個性豊かな自立した施設に変貌し、5年後の大きな節目、創立50年を迎えたいと思っています。
 今後とも花ノ木医療福祉センターへのご支援と職員へのご指導の程よろしくお願いします。
花ノ木医療福祉センター 所長 寺田 直人
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花ノ木の保護者として
 花ノ木医療福祉センターは、創立45周年を迎えました。開所当時の諸先輩、職員の方々のご苦労、ご努力があって、子どもたちが今の素晴らしい環境において頂いておりますことに感謝致しております。創立以来45年間の職員の方々、行政、地域のご理解と生命を守る努力があってのことであり、保護者として今の環境を後世へつなげる努力をしなければならないと思っております。保護者が人を尊重し、理解しあい、協力しあい、感謝の気持ちを忘れずに、地域の方々の共感を得られる保護者会でありたいと願っております。
 45周年記念事業では、職員の方々も日々お忙しいなか、プロ並みの演目で入所児者、保護者を楽しませていただきましたことに感謝申し上げます。
 花ノ木医療福祉センターは、45周年の節目に理念の見直しをされました。「障害のある人々の命を守り、豊かな人生を送れるように支援します」という理念に基づいて、入所児者が豊かな人生を送れますよう、保護者会としても惜しみなく協力、努力をさせていただきたいと思います。
花ノ木医療福祉センター入所児者保護者会 会長 嶋 時子
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私は見守っています。
                    
慰霊祭その後…
 亀岡盆地にも霧雨のような霧が稲を刈った田んぼに降り注いで来る時期となりました。秋風が時折 肌に差し込む様な冷たさを感じ秋がどこかに行ってしまった様な日々です。
 10月6日に45周年記念行事が開催され、職員・保護者の楽しい企画に大いに盛り上がり、利用者や保護者が楽しめた一日でした。今回の記念行事に先立ち、6月23日に45周年記念として慰霊祭を開催してから早4ヶ月が過ぎようとしています。
 慰霊祭が終わって、厚生棟食堂にスライドショーで使用した写真集を置き、多くの職員に見て頂きました。スライドショーを計画するにあたり、平成20年から平成25年の間に亡くなられた12名の人生をひもときながら写真で紹介しようと写真集めから始めました。三病棟小林課長の協力を得て各病棟から集めた写真を見ながら元気な頃の思い出に花が咲きました。
 生後5ヶ月で入所され1才まで生きられないと言われたAさん。たまたま彼の誕生日が夜勤だったので詰め所でお祝いしたことを昨日のことのように覚えています。数時間前の事は忘れるのですが、三十数年前の出来事の断片一つ一つが鮮明に思い出されます。その彼が小学校から高校まで通学し成人式を迎える事が出来ました。その間に何度も骨折しながら、たくましく生き「生」を全うされたことに生きることの素晴らしさ逞しさを感じます。いたずら好きのBさんは、詰め所に入っては叱られていましたが、その元気な姿もだんだん歩けなくなり、栄養も注入に代わっていきました。それでも、大きな目で私たちを見つめ「今日も元気だよ」。といってくれていたと思います。語り尽くせば尽くせないほどの思い出を私たちは頂いています。その一つ一つが現在の「生」に繋がっています。
 「重い障害をもって生きていくこと」の答えはすぐには出るものではありません。「生きていくこと」を支えうる支援を追い求めていくことが私たち職員の本当の慰霊であると思います。
 慰霊祭には、大野さん、辻本さんと2家族の参加でしたが、他の家族の方々からも「参加したいのだけれど体調がすぐれないので参加出来ず残念です」とメッセージを頂きました。ご家族の思いは届いていると思います。
 最後になりましたが慰霊祭準備に協力して頂いた皆さんや、「千の風にのって」の合唱に参加して頂いた職員の方々に感謝すると共に、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
看護生活支援部長 今中恵美子
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 シリーズ『この人に聞く』
小児科医師 弓削 マリ子先生

 今回は、平成25年4月より小児科医師として勤務されている弓削マリ子先生にお話を伺いました。

簡単な経歴をお聞かせ下さい。
 学生時代から小児のリハビリに関心がありましたが、小児科の医師になって、子育てで休んでいる時に勧めてくださる方があって、京都府周山保健所に勤めるようになりました。その時、発達の勉強のために聖ヨゼフ医療福祉センターに行っていたのですが、その縁で図らずも10年近く聖ヨゼフで療育に携わりました。その後、短大看護部で教鞭をとったのち、京都府に戻り、園部・中丹西、中丹東各保健所長を歴任しました。大事件を連れてくると言われるほど、赴任する度に大きな出来事が沢山起こりました。園部では、2000年問題、SARS、高病原性鳥インフルエンザ,中丹西では台風23号による水害、中丹東では新型インフルエンザなど、皆さんもニュースでお耳にされた出来事に当事者として遭遇しました。なかでも鳥インフルエンザ発生は、手探りの中での対応で、規模も大きく大変な思いをしました。一方中丹西保健所でプロジェクトチームを立ち上げ5歳児モデル健診に取り組み、その後府補助事業として京都府年中児発達サポート事業を府内全域に広めていただけたことや、ペアレント・トレーニングの啓発のために「ほめかた絵本」を保健師さんたちと手作りしたのは良い思い出です。

花ノ木の印象は?
 地域と連携した療育システムがうまく機能していて、すごくいい所だと思いました。児童精神科、小児科、歯科、心理部門、リハビリ部門、児童デイサービス、相談部門等々が充実し、入所者の健康管理もキッチリされており、専門職による評価結果の面談や質の高い勉強会など子どもへの理解を深める機会が整っていますので、保護者の方にとって大変心強い施設だと思います。食事がおいしいのも良いですね。このように素晴らしい施設で再び療育にかかわることができ幸せです。

今後の抱負は?
 今は与えられた仕事にベストを尽くすという事を一番に考えています。一歩下がって皆さんの邪魔にならないよう、サポートに徹したいと考えています。

先生は「ほめて育てる」という題で講演されるようですが、これは入所の方の介護にも生かせるでしょうか?目上の方が多いのでどうしたらよいか?という職員もいます。何かヒントを・・。
 ほめられていやな人は誰もいません。コツとしては人の良い所を探すことです。子供のしつけでも、つい悪い所ばかりに目を向けがちですが、常に良い所を探し、ちょっとしたことでも声に出してほめることです。ほめるというのは難しい事のようですが、ほめ言葉で一番使いやすいのは「ありがとう」という言葉です。ちょっとした事にも使え、誰に対しても使える言葉です。人に何かしてもらった時、「すいません」という人が多いですが、「ありがとう」の方がうれしい気持ちになります。「ありがとう」と言われると自己肯定感が高まり、心に余裕ができ、その結果人にも優しくなれます。「ありがとう」は入所の方、職員同士、上司部下誰にでも使えますので、そこから始めてはいかがでしょうか?

休日の過ごし方やご趣味を教えてください
 休日は、たまっている家事、田んぼの見回り、草むしり、近所の方とのおしゃべりなどです。田んぼは委託していますが、朝晩の水管理は私の役割でした。休日は忙しいですよ。田舎の日々の生活を楽しんでいます。音楽を聴きながら拭き掃除をし、ときどき手を休めて庭を眺めるのもいいですね。趣味と言えるかわかりませんが、下駄をはいて散歩をするのが大好きです。最近は退職記念にもらった「ゴパン」で米パンを焼いて楽しんでいます。

ここでは詳しく触れていませんが、療育について先生の熱い思いが伝わってきました。まだまだバイタリティ溢れる優しい先生、皆の邪魔にならないようなどとおっしゃらず、アイデアマンと呼ばれておられた本領発揮を期待しております。

 聞き手:松田佳子編集委員、浅田功編集委員
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掲示版

情報発信事業「食事支援について」を開催

平成25年9月29日(日)、第2回食事支援講習会を開催しました。障害児者の食事に関わっておられる方にとって、食べることに関する基礎的な知識を知り、介助される体験を通して具体的支援について考える機会になれば…と考えて企画しました。
 前半は、「口腔器官の構造と機能」「摂食・嚥下のメカニズム」「摂食機能の正常発達」についての講義をしました。私たちは何気なく食べているので、口に取り込んでからどういった順序で食べているか、食べ物を噛んでいる時にどの部分がどのように動いているか…といったことを考えることはあまりないと思います。おせんべいを食べてもらったのですが、「こんなに舌を使って食べているって知らなかった」「口の中で、食べ物がミキサーみたいに動いているわ」といった声が聞かれました。
 休憩時間には、展示業者によるミニ講座があり、各社製品の特徴などの説明に熱心に耳を傾け、実際に味見もされていました。
 後半は、「誤嚥」「口腔ケア」「介助される体験」「具体的支援」について体験を挟みながら進めました。首を反らせた姿勢で開口して嚥下する体験では、「もうムリ…飲み込めない」といった声が上がり、ムセる体験までされた方もおられました。下顎・舌・口唇が一体となった動きで食べる体験では、「いつまで経っても食べ物が(口の奥に)入っていかない」という感想があり、日頃、関わっている方を思って、「よう食べてはるわ…」といった声が上がっていました。
 食べることに何らかの問題を持つ方は、私たちが何気なくできていることが難しかったり、できなかったりします。その難しさが分からないと、適切な介助・援助につながりません。今回の講習会が、日頃の介助を見直したり、適切な援助を考えたりする機会になれば嬉しく思います。
 こういった講習会でできることと、できないことがありますが、アンケートに書いていただいた意見を参考に、次回、講習会の内容を見直していきたいと思います。

リハビリ係長 言語聴覚士 大良正子
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 花ノ木の動き 平成25年6月16日〜平成25年11月15日
6/ 17 神戸総合医療専門学校研修(〜8/17)
  19 所内研修「メンタルヘルス」
  23 慰霊祭
  26 新採研修「系統理解T」
7/ 1 京都府医師会看護専門学校看護実習(〜5)
    京都YMCA国際福祉専門学校実習(〜12)
  10 新採研修「系統理解U」
  11 明治国際医療大学看護実習
    アート展(〜15)
  12 医療的ケアを必要とする子どもの集い
  13 花園大学大学院社会福祉学専攻臨床心理学領域見学研修   
  16 NPO法人なごみより見学
    京都医師会看護専門学校看護実習(〜19)
  19 通所参観交流会
  20 情報発信事業第19回地域交流会「発達障害のある人の就労支援について」
  22 所内研修「医療安全研修」
  23 福知山笹部福祉協議会より見学
8/ 3 情報発信事業「絵画教室」
  7 花園大学社会福祉学部児童福祉実習(〜20)
  21 中堅職員研修
  24 情報発信事業「陶芸教室」
  26 所内研修「個別支援計画について」
9/ 1 情報発信事業「介護講座〜スライディングシートを使った楽な移動の仕方」
  2 理事・評議員合同会議
    京都府医師会看護専門学校実習(〜6)
    立命館大学実習(10/1)
  5 亀岡自衛消防隊消火訓練大会
    京都府立医大医学科、看護科見学実習
  8 園芸ワークショップ
  9 京都府医師会看護専門学校実習(〜13)
  13 京都府立医大医学科社会医学実習
  16 京都医療福祉専門学校介護福祉士実習(〜10/13)
    京都医療福祉専門学校社会福祉士実習(〜29)
  17 京都府医師会看護専門学校実習(〜20)
  18 体操指導
  20 新採職員研修「施設見学」「救急蘇生」
  22 センター・保護者会役員懇談会
  24 佛教大学OT実習(〜10/11)
    藍野大学OT評価実習(〜10/18)
    京都府医師会看護専門学校実習(〜27)
  25 所内研修「前期出張報告会」
  29 情報発信事業「食事支援講習会」
  30 総合防災訓練
10/ 1 療育教室卒園児保護者交流会
  6 花ノ木45周年記念事業「花ノ木 LIVE STREET」
  7 ノートルダム女子大学介護体験(〜11)
  8 特殊健診(11)
  9 藍野大学OT見学実習
  14 大阪保育福祉専門学校福祉実習(〜26)
  15 通所送迎車輌緊急対応訓練
  16 藍野大学OT見学実習
  18 所内研修「口腔衛生」
  23 中堅職員研修「福祉のプロにおける職場の難問解決セミナー」
  27 花ノ木ふれあいまつり
  27 アート&カフェ(〜11/1)
  28 職制研修
11/ 1 評議員会・理事会
  1 医療的ケアを必要とする子どもの集い
  10 情報発信事業「簡単クッキング」
  11 藍野大学OT見学実習(〜15)
  11 京都府医師会看護専門学校実習(〜15)
  14 はなのき通所保護者会

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 ありがとうございました (敬称略)
 ・寄附  土利川延子/林裕/社福)松花苑かしのき/花ノ木保護者会/花ノ木後援会
     (有)木村測量/真継さき江/浅田建設(株)/原田自動車
     (有)レトイチ福祉処さくら
 ・寄贈  土利川延子/小川加奈
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 編集後記
 入社後毎月行っている同期会。10月はハロウィンパーティーという名で開催しました。ハロウィンの飾り付けやアイテムでそれらしく演出して、みんなでわいわい楽しみました。ハロウィンといえば、仮装をしたり、お菓子を配ったりもらったり、それにどういう意味があるのかみなさん知っていますか?
 私も詳しくは知らなかったのですが、昔からの言い伝えによると、ハロウィンの時期になると悪霊がやってくるので、その目くらませのために仮装するようになったとか。悪霊を追い払うためにお菓子を渡していたことから、仮装した子供たちが大人に「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」と言って、お菓子をもらい歩くようになったと言い伝えられているようです。
 話は戻り、今回の同期会では動画をたくさん撮りました。寝る前に見るのが最近日課になっていて、何回みても爆笑です(笑)。そんな素敵な仲間に恵まれ、幸せだなぁと思いながら寝床に就いています。また、おもしろ動画とりましょう(^^)/
                                        (松田佳子編集委員)
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