第 75 号  平成21年12月13日 発行

-目次-
地域向け施設機能発信  活動だより
シリーズ「この人にきく」  掲示板
地域向け施設機能発信

 先日、11月1日〜日にかけて「ART&CAFE」展が開催されました。毎年地域の在宅障害者の方々に向けて、花ノ木の施設機能を利用していただくために行っている「地域福祉向上の応援事業」の一環です。夏に実施された「絵画・草木染・陶芸教室」で作り上げた作品の発表を通じて、入所者の方々と交流する場で、今年で8回目を迎えました。
 「絵画・草木染・陶芸教室」は、地域の専門家の先生方を招いて行われています。毎年20名を越える参加者があり、地域の在宅障害者の方々に芸術・創作活動の場を提供しています。

 自由に表現し、生き生きと過ごせる場を楽しみに参加されている方や、親子で楽しく過ごせる場を楽しみに参加されている方など、毎年参加されているリピーターの方も増えています。
         

今年の作品も、イラストボード・Tシャツを題材に、全面に大きなライオンの絵や日本地図を描いた作品、生葉の藍染、自由気ままに変化する粘土の材質を楽しんだ作品など、思いが詰まった作品が多く見られました。
 展示会では、在宅の障害者の方々の絵画6作品、Tシャツ12作品、草木染8作品、うちわ3作品、陶芸16作品。入所者の方々の絵画21作品、共同制作絵画2作品(亀岡市美術展会頭賞・とっておき市長賞受賞作品)、草木染4作品、陶芸12作品、木工1作品が展示され、「土と遊ぶ・色を楽しむ」世界が作り上げられていました。

 
 地域への発信とともに施設内でも新たな発信がされています。9月には園芸ワークショップが開催されました。日頃療育活動で行っている園芸活動を全病棟の入所者の方々に楽しんでもらうために、年3回開催しているもので、親子のふれあいの場にもなっています。

 今回は、秋を彩るパンジー、ビオラの苗の植え付け作業や紫花菜の種蒔きと、プランター台の色塗りなど、園芸療法士のお力も借りながら取り組みました。土いじりや花の苗植えなどを通じて、和気あいあいと楽しむ姿が見られました。

 ワークショップを開催するにあたり、地域の農芸高校の生徒さんのボランティアや、地域でハーブティーの取り組みをされているボランティアの方にも参加していただき、地域の方々とのふれあいも広げながら取り組むことが出来ています。

           
 このように、施設の中での交流・活動の広がり、地域の方々との交流・活動の広がりが、入所者の方々のより潤いのある生活へとつながってきています。

                                     療育指導係 中路 宣

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活動だより

第1病棟 コンサート開催
 913日(日)に1病棟コンサート「フルート&ギター」を開催しました。演奏者はフルート・江戸聖一郎氏、ギター・藤村良氏をお招きしました。
 江戸氏は京都市芸術大学卒業後、フランス国立オールネイ・スー・ボア音楽学校を主席で卒業され、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団にフルート奏者として所属されています。藤村氏はパリ・エコール・ノルマル音楽院、フランス国立ヴェルサイユ地方音楽院卒業、現在は音楽活動をしながら後進の指導を行っておられます。

 素晴らしい実績を持たれたお二人がクラシックな曲から童謡、ポップスまで幅広いジャンルをフルートとクラシックギターのアンサンブルで素敵な癒しの雰囲気を演出してくださいました。

 入所者の方もクラシックは穏やかに聴かれました。童謡など知っている曲が流れると身体を揺らして聴かれていたり、一緒に歌を口ずさまれたりされていました。
            
 
また演奏者の正面に陣取った1病棟の名指揮者は、太鼓のバチを指揮棒に終始ご機嫌でダイナミックな指揮をされ、江戸氏から絶賛をされていました。
 多目的室のコンサートと同時に、
1病棟のプレイルームにてプロジェクターでDVDの上映を行いました。参加者は少数でしたが、保護者の方から会場の選択肢があってよかったとの声も頂くことができました。賑やかな迫力あるコンサートと違い、音響機器を通さず優しい音色で聴くことのできる今回のコンサート、穏やかな雰囲気で贅沢な時間を過ごすことができたと思います。
                         
1病棟生活支援員 西 淳一

第1病棟 コンサート開催
 23日に2病棟で納涼祭を行いました。今回は、今までに花ノ木ではやったことのないことをしよう!みんなで考えたら出来ない事はない!という考えをもとに意見を出し合い、ウォータースライダーなど過激な意見が飛び交いましたが、結局はディズニーランドやUSJにあるような参加型アトラクションにまとまりました。
                   
 綾小路きみまろのあれから40年・・・ではないですが、桃太郎が鬼退治してから40年経った後の創作話「桃太郎リターンズ」をしました。
会場を4つのステージに分け、入所者5名ずつで1チームになり、それぞれのステージをみんなで協力しながら進んで行くという内容です。
 まず、最初のステージは納涼祭にふさわしい祭りの雰囲気で40年後のダメ桃太郎が登場。次のステージでは怖い鬼の口に手を入れる度胸試し、その次のステージでは、森の中で迫りくる子鬼を水鉄砲で落とすというゲーム。そして、最後は鬼ヶ島。みんなで力を合わせて鬼の弱点を攻撃し、見事、鬼退治に成功!ダメ桃太郎は見事、みんなの力で更生し、めでたしめでたしという内容でした。
 入所者の皆さんにも楽しんでもらえ、保護者の方にも大好評でした。また次回も楽しい催しを企画したいです。

                         2病棟生活支援員 高橋正明


第1病棟 コンサート開催
 8月23日に33病棟1ブロックで納涼祭を行いました。例年は夕方より行っていましたが、今年は保護者の皆さんと利用者さんが一緒に楽しんで欲しいとの思いで、午後からの開催にしました。昼食は給食係にお願いして焼きそば、たこ焼きと屋台風メニューにしてもらい、においと味で夏祭りを感じました。
 会場は雰囲気つくりの取り組みとして、利用者さんと職員が力を合わせて作成したヤシの木が立派にそびえ、床は海をおもわせるように敷かれたブルーシート。ワイキキの浜辺に来たのではと、錯覚するようなスペースで、元職員(瀬戸勝子さん)率いる9名によるフラダンスが始まりました。
            
 
素敵な衣装、色鮮やかなレイ、曲に合わせた手と腰の動きに一曲終わる毎に拍手を送りました。「皆で踊ろう、フラダンス」では、利用者さんと職員が前に出てダンスを教えていただきましたが、職員のぎこちない手と腰の動きに一同大笑いし楽しませてもらいました。
 二部はスイカ割りです。利用者さんは、皆さんの声援を受け、しっかりとバットを握りスイカを目指してがんばられました。盛り上がった後スイカを食べて、納涼祭は楽しさと笑い・おいしさいっぱいであっという間に終わりました。

 今後も、利用者さん、保護者の皆さんと一緒に楽しめる取り組みを考えていきたいと思います。
                         3病棟生活支援員 川野正代

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シリーズ 「この人に聞く」 法人事務局長 齋藤 正之氏

今回は、6月より法人事務局に勤務されている齋藤正之さんにお話を伺いました。
-最初に簡単に自己紹介をお願いします-

現在61歳です。亀岡市の京都学園大の近くで91歳になる父と妻の3人で暮らしています。息子が二人おりますが、仕事の関係で離れて暮らしております。二人とも独身ですので、どなたかいい人がいらっしゃれば知らせてください。それと、もう一人(1匹)7歳になる犬のダルメシアンがいます。ポポという名前ですが、この子が一番かわいいですね。テレビを見ている時などに甘えてくっついてきたりして、本当にかわいいですよ。
 仕事は、京都府の保険課に5年勤めた後、亀岡市役所で37年間勤務しました。退職後は、家で妻と玉ねぎや小豆などを少し作り、雨の日は読書の晴耕雨読の日を送っていました。
-法人事務局という名前は聞きなれないのですが、どのようなお仕事をされているのですか-
 社会福祉法人の理事会や評議員会の開催、議事録の作成等、法人に係る色々な仕事です。
-読書が好きと話されていましたが、どのような本を読まれるのですか。又お休みの日はどのように過ごされていますか-

作家の藤沢周平さんが好きで「花のあと」など文庫本を手当たりしだいに、「武士の一分」や「山桜」は映画も見にいきましたよ。四季折々の景色の移り変わりを見るのも好きで、妻と一緒にお寺や神社巡りもします。京都の社寺は春夏秋冬で景色が変わるので何度見ても飽きないですね。
 北野天神なら「長五郎もち」今宮神社なら「あぶりもち」など景色だけでなく食べ物も楽しんでいます
-勤務されて半年が経とうとしていますが、花ノ木の印象はいかがですか-

 福祉施設は経営が大変と聞いていましたが、建物も綺麗で、職員も多く、健全経営をされていると感じました。質の高い医療・福祉の提供をめざして職員さんの待遇もよくされ、新しい制度もどんどん取り入れておられ、酒井理事長を中心に職員の方々が健全経営や働きやすい職場づくりに努力されているのがよく見て取れました。
-最後に今後の抱負をおきかせください-

 人には、「人在 人材 人財」があるそうです。人在のただそこにいるだけでなく、何かの役にたてる人材から人財へ、皆さんと一緒にがんばらなくてはと思っています。抱負ではないですが、夢はキャンピングカーで藤沢周平さんの故郷や、全国の小京都と言われる町など名所旧跡を巡ることです。
 
 
いつも穏やかな表情を崩されることがない斎藤さんですが、このインタビューのために、これまでどんな方がインタビューを受け、広報がどこに配布されるかまできちんと調べ、言葉の一つ一つを選び、丁寧に答えてくださいました。その姿勢から几帳面でまっすぐな性格をうかがい知ることが出来ました。

(聞き手:片山さゆり編集委員)
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掲示板 より安全に、より快適に
待ちに待ったリフト車更新
 平成20年度に大阪府社会福祉協議会に対して、匿名の方より「障がい児施設で役立ててほしい」との趣旨で多額の寄附があり、大阪府社協では「大阪府社会福祉協議会『みなみの障がい児施設助成金』」を創設され、障害児施設に対して助成をされることとなりました。当センターでもリフト車更新のために助成金の支給申請をしたところ、1,500,000円の助成金を頂くことができました。
           
 新しいリフト車は、10月1日に納車され、さっそく外出活動や通院、通園送迎に利用されています。これまでの車輌に比べると、車いすの固定方法が簡単になったことによる乗降時間の短縮、確実な固定による安全性の向上など、利用者にとってもより安全で快適な外出を実施することが出来るようになり、みなさん笑顔で車に乗り込んで行かれます。寄附を頂いた方、大阪府社会福祉協議会様に、あらためてお礼申し上げます。
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